小児科

〒006-0814

北海道札幌市手稲区前田4条5丁目1番18号

☎︎ 011-688-8782

予防接種スケジュール

予防接種の予定を立てるのが大変…

 受けるべき予防接種はどんどん増えています。なかなか把握しきれず、どの順番で受ければ良いかわからないことも多いと思います。以下に年齢ごとに受けるべきワクチンを簡単にまとめますので、参考にしてください。詳細なスケジュールではなく大雑把に書いていますので、よくわからない時はお問い合わせください。

 あまり難しく考えずに、生まれて2か月になったらワクチンを始める、と覚えておいてください。あとは当院で毎回受けるたびに、次回は何を受ければ良いかお子さんの予定も考えながら相談して、ご案内します。

 また、しばらく予防接種受けていないけど、受けるものなかったかな?大丈夫かな?と思った時も、このページを参照してください。年齢ごとに受けるワクチンをまとめてありますので、お子さんの年齢と受けるべきワクチンを照らし合わせて、母子手帳を確認してみてください。

 日本脳炎ワクチンについては、平成21年(2009年)10月1日以前にお生まれの方は特例措置として以下の年齢でなくても摂取できることがありますので、一度ご相談ください。

1歳までに受けるもの

ワクチンスケジュール
ヒブ、肺炎球菌2か月から開始。1歳までに3回打ちます。
B型肝炎2か月から開始。3回打ちます。1歳までに終わらせます。
ロタウイルス2か月から開始。なるべく早めに終わらせます。
4種混合3か月から開始。1歳までに3回打ちます。
BCG保健センターで打ちます。案内が来ます。

 ヒブ、肺炎球菌、B型肝炎、ロタなど、セットで打ちます。毎回接種後に次回のワクチンをご案内しますので、順々に打ちましょう。たくさんあるように見えますが、大丈夫です。もちろん、途中から当院で接種する場合も、それまでの進み具合を見てスケジュールを相談しましょう。

1〜3歳で受けるもの

ワクチンスケジュール
ヒブ、肺炎球菌1回打ちます。
4種混合
前回の4種混合から半年〜1年あけて打ちます。
MR1歳になったら真っ先に打ちたいワクチンです。2歳までに打ちます。
水痘
1歳になったらまず1回打ちます。
2回目は3歳までに打ちます。1回目から3か月はあけましょう。
おたふく1回打ちます。自費ですが、3歳までなら半額の¥3000で打てます。

 MRなど、大事なワクチンが始まります。早めに打ちたいのはMRです。

 その他のワクチンは、今までどんなスケジュールで打ったかによっても少し変わりますので、まずMRをご予約ください。診察、接種の時に、効率よくうまく組み合わせて打てるスケジュールを、その子その子に合わせてご案内します

3歳から受けるもの

ワクチンスケジュール
日本脳炎まず2回、半年以上あけてもう1回打ちます。

 だいぶ予防接種が減って、楽になります。間が空くので、接種を忘れてしまう方もいるので気をつけてください。無料で打てる期間を過ぎてしまうと有料になってしまいますし、本来ならかからなくて済むはずの病気にかかってしまう恐れがあります。日本脳炎も7歳半までに打てばよいのですが、忘れないうちに早めに打ってしまうのがおすすめです。

 また、今までに打つはずだったワクチンを逃していないか、もう一度チェックしてみてください。

 ヒブ、肺炎球菌は5歳までなら、4種混合はまだまだ無料で打てます。

年長さん (6歳になる年度) で受けるもの

ワクチンスケジュール
MR (2期)年長さんになったら真っ先に打ちましょう。
おたふく (2回目)自費¥6000ですが、1回だけだとかかってしまう子がいます。
3種混合下に詳しい案内を書いてあります。
自費¥5000ですが、ぜひ打ってほしいワクチンです。

 年長さんでは、またMRが最も大事なワクチンです。真っ先に打ってください。それと同時に、自費になってしまいますがおたふく、3種混合も打っておきたいワクチンです。

 おたふく、百日咳は今までの接種のみでは徐々に免疫がなくなってかかってしまうお子さんがいます。これらの免疫を確かなものにするために、おたふく、3種混合(今回は3種です)の追加接種を行いましょう。百日咳と3種混合ワクチンについては詳細は下の「3種混合ワクチンの追加接種について」をご覧ください。

小学生で受けるもの

ワクチンスケジュール
日本脳炎(2期)9歳から打てます。
2種もしくは3種混合11歳から打てます。

 だいぶワクチンの間隔が空くようになります。回数を重ねることによってしっかり免疫がつくタイプのワクチンが残っています。免疫をつける最後の仕上げですので、油断せず忘れずに打ちましょう。どちらも、13歳までに接種します。

 11歳から打てる2種混合については、年長さんの時と同じ理由で、自費¥5000にはなりますが3種混合がおすすめです。詳細は下記の「3種混合ワクチンの追加接種について」をご覧ください。

予防接種のご案内

当院で受けられる定期接種のワクチン

 ワクチンには定期接種の公費で受けられるワクチン(自己負担金はありません)と、任意接種の自費で受けるワクチン(原則的に全額自己負担になります)があります。

 当院で接種可能な定期接種のワクチンは以下の通りです。二種混合ワクチンはごく少数の入荷ですので、お電話で在庫状況をご確認のうえ、ご予約ください。また、子宮頸癌ワクチンを接種希望の方はご相談ください。

 公費で受けられる期間を過ぎてしまった場合は自費になります。その場合の価格はお問い合わせください。

定期接種ワクチンネット予約
ヒブ
肺炎球菌
4種混合(DPT-IPV)

B型肝炎
MR
水痘(水ぼうそう)
日本脳炎
二種混合

当院で受けられる任意接種のワクチン

 任意接種のワクチンは自費(原則的に全額自己負担)ですが、お子さまの感染予防という面からのみならず、周囲へ広げない、流行させないという意味でも任意接種のワクチンもぜひ打っておきたいものです。とは言っても最近はほとんどが公費負担で接種可能ですので、自費でぜひ打って頂きたいワクチンはロタウイルスワクチン、おたふくワクチン、3種混合ワクチンの3つです。さらに、そのうちおたふくワクチンについては札幌市で助成制度が始まりました。詳しくは下記及び札幌市のホームページをご参照ください。

 当院での自費ワクチンの価格は以下のようになっております。ここに価格が載っていないワクチンをご希望の場合は、直接お問い合わせください。対応可能なワクチンについては、在庫状況を確認の上、接種日程を調整致します。

任意接種ワクチン価格ネット予約
ロタリックス¥ 14000
ロタテック¥ 9000
おたふく¥ 6000
インフルエンザ¥ 3000
3種混合¥ 5000不可 電話予約のみ

・3種混合ワクチンの追加接種について

 3種混合ワクチン追加接種

 ・任意接種(自費)

 ・¥ 5000 / 回

 ・接種推奨時期

  ① 小学校入学前の1年間(MR追加、おたふく追加などと同時接種可能)

  ② 11〜12歳 (この時期に3種混合ワクチンを接種した場合、2種混合ワクチンを接種する必要はありません

 

 学童期における百日咳患者の増加を受け、日本小児科学会は3種混合ワクチンの追加接種(任意接種)を推奨しております。百日咳菌による感染症で、特徴は長く続く咳、夜間にひどい、咳き込んでいるときは息を吸うときにヒューという音がする、などがあります。1歳未満、特に4種混合ワクチンを接種していない赤ちゃんに感染すると重症化しやすいことがわかっています。激しい咳き込みによる呼吸困難や無呼吸、脳炎の合併による神経学的後遺症(発達の遅れやけいれんなど)などの重篤な合併症を起こす恐れがあり、ワクチンによる正しい予防が大切です。

 赤ちゃんの百日咳菌の感染経路は、直接感染の他に、兄弟間の感染に気をつけなくてはいけません。学童期になると、赤ちゃんのときに受けた4種混合ワクチンによる百日咳菌に対する免疫が薄れてくる方がいます。その時に百日咳菌に感染すると、まだ4種混合ワクチンを受けていない赤ちゃんに百日咳菌を感染させてしまう可能性があります。

 そのような免疫の低下と、それによる周囲への伝播を防ぐため、百日咳菌の追加の予防接種が大事です。百日咳ワクチンは4種混合ワクチンと3種混合ワクチンに含まれており、学童期には3種混合ワクチンが推奨されています。

 3種混合ワクチンは任意接種となり、¥5000になります。小学校入学前の1年(年長)、11〜12歳、の2回の追加接種が推奨されています。ご検討ください。当初は在庫管理のため、電話予約のみとさせていただきます。ご了承くださいませ。また、小学校入学前の場合は、MRワクチンの追加、おたふくワクチンの追加などとの同時接種も可能ですので、ご相談ください。

・札幌市によるおたふくワクチンの一部費用助成について

 令和元年8月1日より、おたふくワクチンに対する一部費用助成が開始されました。以下の条件を満たすお子さんに対し、1回のみ、3000円の助成が受けられます(当院で接種する場合、窓口で支払う金額が6000円 → 3000円になります)。

 1. 札幌市に住んでいる

 2. 生後12か月以上36か月未満(1歳を過ぎて3歳になる前)

 3. おたふくにかかったことがない

 但し、助成が始まる前に(令和元年7月31日以前に)自己負担でおたふくワクチンを打ったことがある方は対象から除かれます。詳細は札幌市のホームページなどでご確認の上、ご予約ください。

 なお、おたふくワクチンは2回接種が推奨されています。日本小児科学会では、2回目は小学校入学前の1年間に接種するように推奨されています。